コーキングの黒かび
どうしても残る部分、コーキングやパッキン。
陶器や人造大理石、ステンレス、ガラスなどを
美しく仕上げれば仕上げるほど、
ユニットバスのパネルを押さえているプヨプヨの部分、
ガラスとサッシを繋いでいるゴムゴムした部分、
例えばそういった細いライン上に薄く残る一点の黒が、
目立つこと目立つこと。
よくTVCMで、黒かびの汚れにカビ洗浄剤をスプレーして、
CGに切り替わって、黒カビの根っこが、
あっという間に、すーっと白く死んでいく映像
ありますね。画面にも小さく書いてありますが、
あれは「イメージ図」。現実は違います。
実際は、たとえ業務用のモロなカビ取り剤を施しても
すかーっと根こそぎ消えて新品そのもの状態には戻りません。
表面にある黒カビを洗浄し、清潔を取り戻しても
黒かびが作り出し深く染み込んだ「色素」は、ある程度残ります。
もし映像通りに塩素が深く完璧に浸透しちゃったら
コーキングもメタメタになってしまうわけで逆に恐ろしいかも。
無機質な、たとえばガラスや陶器なんかに
黒カビが乗っている場合なら、きっちり取り去ることもできますが、
有機物である合成樹脂に染まり込んでいるならば、
ハウスクリーニングの範疇では完全に取り去れません。
(決して傷つけたりほじくったりしてはいけないこともあり)
そのことをお客様に申し上げると、
「え~、他はものすごくキレイになったのに。
惜しい、揃えたい…コーキング打ち替えたい(orパッキン替えたい)」
と仰る方も多いのですが、
これが簡単に思われがちながら結構高い工事だったり、
在宅のまま施工するのは大変だったりするのですよ。
ですから、お勧することはございません。
ハウスクリーニング後はキタナイものが付着してませんから、
例のCMの言いすぎな映像はすっかり忘れてしまって、
うっすら黒い点が残っていても、
そういうもんだ、今後は黒かびを深く育てる前に自前で掃除しなきゃ、
と、そのように思ってくださいまし。














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